ソフトバンクとNECは7月9日、企業や自治体のDX推進を加速させるため、生体認証領域を中心とした戦略的提携に合意した。
NECが提供する「Bio-IDiom Services」などの生体認証ソリューションと、ソフトバンクが提供する5Gをはじめとする通信ネットワークやセキュリティーサービスなどのソリューションを組み合わせ、顧客のニーズに合わせたサービスを提案・販売していく。スマートビルなどの入退館やセキュリティエリアでの生体認証需要の高まりを背景に、両社の強みを生かし、顧客基盤の拡大を目指す。
ソフトバンクは2024年秋以降、NECの生体認証ソリューションを国内の企業や自治体などに積極的に展開していく。さらに、ソフトバンクはNECの「共創パートナープログラム/Digital ID」に参画し、NECや他のパートナー企業とのソリューション連携を検討する。