データセンターサービスのエクイニクス・ジャパンは7月24日、国内初という液体冷却サービスを大阪市のIBXデータセンター「OS3」で開始した。9月には東京・品川で開設予定のIBXデータセンター「TY15」でも提供を始める。
同社は、企業顧客のAIワークロード需要に対応するために液体冷却の導入を進めているとし、熱設計電力で稼働するCPUやNVIDIA GPUを格納するラックやケージに直接液体で冷却することで、サーバー機器などの性能やエネルギー効率をより高めることができると説明する。
同社の液体冷却サービスは標準化され、グローバルでは48都市で提供しているという。同サービスでは顧客の希望に応じて専門家やパートナーが2次冷却ループや液冷ケージの設計と構築を支援するとしている。