GitLab、「GitLab CI/CD Steps」発表--DevSecOps自動化向けプログラミング言語

河部恭紀 (編集部)

2024-08-08 13:40

 GitLabは米国時間8月6日、DevSecOps自動化向けプログラミング言語「GitLab CI/CD Steps」を発表した

 GitLab CI/CD Stepsは、GitLabのエンジニアが考案したコンセプトで、GitLabの継続的インテグレーション(CI)パイプライン構成で参照でき、CIジョブの再利用可能で構成可能な要素だと同社は説明する。複雑な自動化ワークフローをGitLab内で容易に作成することを可能にする。

 現行の「GitLab CI/CD」の実行メカニズムやCI/CDコンポーネントカタログと併用することで、複雑なCI/CDワークフローの作成と保守に向けてさまざまな可能性が開かれると同社はいう。

 重要な機能としては再利用性がある。GitLabとしては、CI/CD Stepsの一般提供時に、稼働中のCI/CDジョブをただちにCI/CD Stepsにリファクタリングするよう提案することを考えていない。代わりに、ユーザーは、CI/CD Stepsを導入することで複雑なパイプラインワークフローを最適化し、複数のパイプラインで作成したCI/CD Stepを再利用する機会を得ることになると同社は述べる。

 CI/CD Stepsは現在、ベータ版を2024年後半にリリース予定だとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]