調査

未経験からITエンジニアへ、半数が知識ゼロからのスタート--サーバーワークス調査

NO BUDGET

2024-08-29 15:38

 サーバーワークスは8月28日、ITエンジニアの就職に関する調査結果を発表した。調査によると、ITエンジニアの53.8%が、エンジニアになる前にITの知識を持っていなかったことが明らかになった。一方で、約7割が「ITエンジニアになってよかった」と感じているという。

 同調査は、過去10年以内にITエンジニアとして働き始めた全国の20代、30代の会社員250人を対象に実施された。調査期間は8月16~20日。

 エンジニアになった理由としては、「安定した職業だと思ったから」(28.0%)、「成長性のある職業だと思ったから」(17.1%)、「もともとインターネットに興味があったから」(14.2%)などが上位を占めた。

 ITエンジニアになる前の職業は、大学生が最も多く43.3%、次いで会社員が35.6%だった。大学生からの転身では、上位3学部は工学部などの理系の学部だが、経済学部などの文系の学部も続いている。会社員からの転職では、技術職(ITエンジニアを除く)が最も多く、事務・管理職が続く結果となった。

 IT知識がなかったのにITエンジニアとして採用された理由については、「知識がなくても、将来的な成長やポテンシャルが評価されたから」が最も多く、26.4%だった。


知識がなくてもエンジニアとして採用された理由

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]