キッチン用品やインテリア雑貨などを扱う専門商社のフジイは、経営管理クラウド「DIGGLE」を導入した。
フジイは、経営データを一元管理し、集計・分析・レポートの効率化を進める。また、予算と実績の進行管理体制を構築することで、予測の精度を向上させることができるとしている。
DIGGLEは、企業内の財務数値や重要業績指標(KPI)の予算、見込み、実績などの経営データを一元管理し、高度な分析を可能にするクラウドサービス。CSV変換機能を利用することで、会計ソフトなどのさまざまなデータソースから実績データを簡単に取り込むことができ、データ集計の時間と手間を削減する。また、最大3軸を組み合わせた分析やレポート作成が容易で、詳細な分析が可能だ。見込みや予算のデータを定期的にスナップショットで保存し、見込値の推移を日時で確認しながら進行管理を効率化できる。
フジイは、DIGGLEが過去のデータを含む予算と実績のデータを一元管理し、製品別や事業別などの視点で瞬時に分析できる点を高く評価した。また、一般社員でも簡単に使えるインターフェースが採用の決め手となった。
市場環境の変化や顧客ニーズの多様化に対応するため、同社はデータドリブン経営への移行が急務となっていた。従来の表計算ソフトを用いた予算・実績管理では、個人依存の作業や情報共有の難しさ、リアルタイムでのデータ確認の困難さといった課題があった。
今後は、取引先ごとの予算と実績の突合を円滑に行い、将来的には各店舗の収益や予算進捗状況を可視化していく。