Meta Quest 3Sに搭載されるソフトウェア
提供:Meta
プレゼンテーションの大部分は、Quest 3Sのビデオゲームの紹介に費やされた。Zuckerberg氏は、「Horizon Worlds」の新しいアップデート、バットマン:アーカム・シャドウ、MRフィットネスゲーム「Supernatural」のデモを披露した。Quest 3Sは「Xbox Game Pass」をサポートするため、ユーザーは浮遊する大型の仮想スクリーンでお気に入りのゲームをプレイできる。Metaのソーシャルメディアアプリも更新されており、ヘッドセットでの操作性が向上している。
これらの発表は興味深いものだったが、われわれの関心を引いた発表がほかに2つあった。1つ目は、音楽スタジオなどの現実世界の場所のデジタル空間を作成する「Hyperspace」アプリだ。2つ目は今後提供される予定の「Windows」統合ツールである。Zuckerberg氏によると、キーボードを見るだけで、Quest 3SをWindowsノートPCに接続できるようになるという。
Meta Connect 2024で発表されなかったこと
先述したリーク情報が最初に広まったとき、一部のめざといユーザーはAmazonのオーストラリアのウェブサイトに5種類のQuest 3Sバンドルが掲載されているのを見つけた。その後、それらのページは削除され、エラーメッセージが表示されるようになった。
Metaは将来的にQuest 3Sの特別バンドルをリリースする予定なのかもしれないが、Connect 2024では、それらは披露されなかった。Metaが製品パッケージについて考え直したのかどうかは、現時点では不明だ。
Meta Connect 2024ではほかに何が発表されたのか
Quest 3Sに加えて、Metaは「Orion」も発表した。Orionは、同社が「世界で最も先進的なメガネ」と主張するスマートグラスのプロトタイプだ。このメガネは、ユーザーの目の前にデジタルスクリーンを表示する代わりにホログラムを使用する。装着者は、周囲の状況を認識しながら、「着信メッセージやビデオ通話フィード、そのほかの重要な情報を目で確認」できるようになる。
Metaは、「Ray-Ban Metaスマートグラス」にリアルタイム翻訳や「写真記憶」ツールなど、いくつかの新機能が追加されることも明かした。
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。