マイクロフォーカス、COBOLやPL/I資産のモダナイズを支援する新製品をリリース

NO BUDGET

2024-11-06 11:05

 マイクロフォーカスは11月5日、「COBOL」や「PL/I」の既存資産をモダナイズするための新製品「Rocket Visual COBOL 10.0J」と「Rocket エンタープライズ製品 10.0J」を発表し、同日から販売を開始している。

 Rocket Visual COBOL 10.0Jは、クロスプラットフォームアプリケーションの基盤として「.NET 8」をサポートしている。これにより、COBOLアプリケーションを最新の環境で運用可能にする。また、UTF-8対応が強化され、文字コードの互換性が向上したことで、システム間の連携がスムーズになる。多言語対応のアプリケーション開発や、海外拠点とのデータ連携が容易になるとする。

 Rocket エンタープライズ製品 10.0Jは、最新のPL/I規格に対応しており、開発の効率化を促進する。また、Enterprise Serverインスタンスに対する独自のセキュリティ機能とモニタリング機能を提供する。これによって、サイバー攻撃などの脅威からシステムを保護し、モニタリング機能を活用してシステムの稼働状況をリアルタイムに把握する。

 同社は、新製品を活用することで、既存システムを維持しつつ、クラウドや最新技術を取り入れたデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進できるとしている。開発者の生産性を向上させ、システムの再構築にかかるコストやリスクを削減し、市場の変化に迅速に対応できる柔軟性を得られるとのこと。また、システムの安全性を高め、運用効率の向上も期待できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    標準化されたOS「Linux」で実現するIT環境の効率化、検討すべき9つの事項とは

  2. クラウドコンピューティング

    CentOS Linuxアップデート終了の衝撃、最も有力な移行先として注目されるRHELの今

  3. クラウドコンピューティング

    調査結果が示す「Kubernetes」セキュリティの現状、自社の対策強化を実現するには?

  4. OS

    Windows 11移行の不安を“マンガ”でわかりやすく解消!情シスと現場の疑問に応える実践ガイド

  5. 運用管理

    AWSに移行することのメリットと複雑さ--監視ソリューションの導入から活用までを徹底解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]