NTT都市開発は、オフィスブランド「owns」の全物件にビットキーのコネクトプラットフォーム「workhub」を導入する。入居者は、「owns」シリーズのビルであれば、全てのビルへ顔認証で入館できる。ビットキーが発表した。
顔認証で共有部のセキュリティを通過する様子
入居者は、顔認証による入館から、会議室の予約、ゲストの受付まで一つのIDで利用できるworkhubの専用サイトから顔情報を登録すると、顔認証でビルへの入館が可能。他物件の共用施設を利用する際も同様に顔認証で入館できる。
専用サイトでは、owns全物件の共用施設の空き状況の確認や予約ができるほか、ゲスト情報を登録することで、ゲストへ入館用のQRコードも自動発行にも対応。ゲストはエントランスのタブレット端末にQRコードをかざすだけでドアやエレベータのセキュリティを解錠できる。
共用施設の予約から利用までの手順
ownsは、柔軟な働き方を尊重しながら、社員間のより深い交流を促進する共用空間を設けた新オフィスブランド。2024年10月に1号物件となる「owns平河町」が完成した。
ビットキーでは、顔認証の活用により、オフィスビルの入退室用のプラスチックカードが不要になることで、脱プラスチックの推進に寄与するとしている。