Linuxノウハウ

「Waydroid」を使って「Android」アプリを「Linux」で実行するには

Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2024-11-28 07:00

 筆者は「Linux」と「Android」をどちらも使用している。これら2つのプラットフォームの同期をかなりシームレスにしてくれるアプリもあるが、Androidアプリをデスクトップで実行したいときもある。

 幸い、Androidアプリを仮想環境内で実行できる「Waydroid」というアプリが存在する。Waydroidのセットアップは簡単ではないが、いったん機能するようになれば、「Google Play」ストアに完全にアクセスできる。まるでAndroidタブレットで作業しているかのように、Google PlayストアからAndroidアプリをインストールして実行することが可能だ。

 本記事では、その手順を紹介する。

Waydroidをインストールして使用する方法

 これを行うには、実行中のLinuxインスタンス(本記事では、「Ubuntu Desktop 24.04」を使用する)、有効なGoogleアカウント、sudo権限を持つユーザーが必要だ。注意点が1つある。このプロセスは仮想マシンでは実行できない。ネットワークにアクセスできないからだ。したがって、Waydroidは標準のデスクトップかノートPCにインストールしてほしい。

 必要なものは以上である。それでは、実際の手順の説明に移ろう。

1. ターミナルウィンドウを開く

 最初に、Linuxデスクトップにログインして、ターミナルウィンドウアプリを開く。

2. 必要な依存関係をインストールする

 次に、以下のコマンドを実行して、いくつかの依存関係をインストールする必要がある。

sudo apt install curl ca-certificates -y

3. Waydroidリポジトリーを追加する

 これで、以下のコマンドを実行して、必要なWaydroidリポジトリーを追加できるようになった。

curl https://repo.waydro.id | sudo bash

4. Waydroidをインストールする

 以下のコマンドでWaydroidアプリをインストールする。

sudo apt-get install waydroid -y

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