「Android」版「Googleカレンダー」アプリの最新アップデートで、プロフィール画像の左側に新たなアイコンが追加された。このアイコンはタスク管理用であり、カレンダーとタスク管理を別々のアプリで行う必要がなくなった。
提供:Screenshot by Jack Wallen/ZDNET
新しいユーザーインターフェース(UI)では、タスクの表示・追加・完了などの操作ができる。タスク管理アプリ「Google ToDo リスト」と非常によく似ており、実際この2つはほとんど同じだ。これにより、タスクとカレンダーの行き来がより容易になる。ウィンドウは同じように見えるが、タスクアプリに移動するのではなく、全てがカレンダー内にとどまる。つまり、タスクアプリがカレンダーアプリに統合された形になる。
Googleカレンダーのアップデートは、「Google Workspace」の顧客とサブスクライバー、個人のGoogleアカウントを持つユーザーに提供される。現時点では、このアップデートはAndroid版のみで、iOS版がいつ追加されるかは不明だ。
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カレンダーアプリにはタスク管理用のウィジェットがないため、タスクウィジェットを利用する場合は、タスクアプリを端末にインストールしておくことをお勧めする。タスクアプリを削除しても、カレンダーアプリでタスクを管理できるかどうか簡単に検証してみたが、問題なく利用できた。冗長性を気にしない人や、タスクウィジェットの必要性がない人は、カレンダーアプリだけでタスクを管理することもできる。
Google ToDoリストはシンプルなタスク管理アプリで、これまでGoogleは開発にあまり力を入れてこなかった。しかし、カレンダーアプリとシームレスに統合されたことを考えると、Googleは同アプリを改善するつもりかもしれない。ただ、それが実現するかどうかは時間が経ってみないと分からない。
タスク管理機能は、Googleカレンダーのバージョン2024.46-1-697566923で利用できる。それ以前のバージョンを使っている場合は、「Google Playストア」アプリでアップデートがないか確認することをお勧めする。
提供:Jack Wallen/ZDNET
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。