アプリのキャッシュの消去方法
iPhoneの「設定」からアプリキャッシュを消去するには、アプリを削除して再インストールするか、オフロードするか、アプリ内でキャッシュを消去してみてほしい。残念ながら「iOS」アプリには、全アプリのキャッシュを消去できるような一貫した設定がない。
「TikTok」や「CapCut」などのアプリには、それぞれの設定内に「キャッシュを消去」するオプションがある。「Amazon」では閲覧履歴、「Reddit」ではローカル履歴を削除できる。
「キャッシュを消去」はオフロードと同じか?
厳密には異なり、アプリのオフロードはストレージの容量不足でスマートフォンの動作が遅くなった時、パフォーマンスを向上させるのに役立つ。アプリのオフロードとは、関連する書類やデータを削除せずにアプリをアンインストールすることを意味する。
アプリをオフロードするには、「設定」から「一般」に進み、「iPhoneストレージ」を選択してオフロードするアプリを選び、「Appをオフロード」をタップする。
アプリを再度ダウンロードした場合は、中断した時点から再開できる。「Appをオフロード」をタップすると、アプリのキャッシュが削除される。
iPhoneでクッキーをブロックできるか?
Safariでクッキーをブロックすることは可能だが、推奨するかについて専門家の意見は分かれる。クッキーを完全にブロックすると、ウェブサイトはユーザーから情報を取得できなくなるが、一部のウェブサイトがブラウザー上で正しく動作しなくなる可能性もある。多くのユーザーはパーソナライズされたブラウジング体験を享受しているため、クッキーは便利ともいえる。
Safariでクッキーをブロックしたい場合は、以下の手順で行う。
- 「設定」に移動し、Safariを選択する
- 「すべてのCookieをブロック」の項目をオンにする
Google Chromeでは、GhosteryやDisconnectなどのサードパーティー製拡張機能を利用して、Cookieやトラッカーをブロックすることも可能だ。
iPhoneのストレージの確認方法
iPhoneの「設定」では、写真、動画、音楽などのメディアストレージの大部分を占めているものを確認できる。一時的なデータを含む各アプリのストレージ消費量も分かる。 iPhoneのストレージ容量の詳細を確認するには、以下の手順に従う。
- iPhoneの「設定」を開く
- 「一般」をタップする
- 「iPhoneストレージ」を選択する
- スクロールして、探しているアプリを見つける
- アプリをタップして、ストレージの状況とオプションを表示する
残念ながら、「設定」を開いてもサードパーティーアプリのiPhoneキャッシュは消去できないが、この方法ではiPhoneのストレージ状況を確認し、アプリの削除、またはオフロードを選択できる。
デバイスのストレージ容量を確認すると、使用していないアプリをオフロードするなど、iPhoneのストレージを最適化するための推奨手順が表示されるだろう。
履歴を残さずにSafariで閲覧する方法
iPhoneのキャッシュの消去方法を知る中で、閲覧履歴を一切残さずにSafariを使用する方法があるか疑問に思うかもしれない。ユーザーは、以下の手順でプライベートブラウズを有効にできる。
- Safariを開く
- タブボタンをタップする
- 「プライベート」タブのグループボタンを選択し、開きたいタブをタップする
iPhoneの設定からSafariを見つけ、プライベートオプションをオンにすることで、プライベートブラウズを有効にすることも可能だ。
提供:ZDNET
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。