IT企業の年頭所感

AIを基軸に社会課題解決に寄与--NTTPCコミュニケーションズ・工藤社長

ZDNET Japan Staff

2025-01-06 16:00

 2025年に向けたIT企業のトップメッセージや年頭所感を紹介する。

NTTPCコミュニケーションズ 代表取締役社長 工藤潤一氏

NTTPCコミュニケーションズ 代表取締役社長 工藤潤一氏(写真提供:NTTPCコミュニケーションズ)
NTTPCコミュニケーションズ 代表取締役社長 工藤潤一氏(写真提供:NTTPCコミュニケーションズ)

 当社は1985年の創業から、今年で40周年を迎えます。

 「すべてのパソコンのネットワーク化を実現する」というミッションを掲げて誕生し、インターネットの普及が進む中、エンジニアリングからファシリティーまで、さまざまなレイヤーにおける日本でトップレベルの技術力を生かし、ネットワーク事業をベースとしていち早く世の中のニーズに応える先進的なサービスを提供してまいりました。

 これまでの皆さまのご愛顧に深く感謝しております。

 昨今、さまざまな分野でAIの活用が爆発的に拡大する中、当社は業界に先駆けAIの基盤を支えるGPU領域のビジネスに取り組んでまいりました。これまで主としてオンプレミスでのシステム構築サービスに注力を続けており、NTTが提供する国産大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi」のGPU基盤構築も担当いたしました。さらに2024年は、ネットワーク、データセンターまでをワンストップで提供する「GPUプライベートクラウド」の提供を開始しました。同サービスにより、お客さまは本業に全面的にリソースを投入し、ビジネスを加速させることが可能となります。

 ネットワーク事業においても、 “攻めのDX推進”にIT部門のリソースを集中させるために、AIによる自動化で運用業務の負荷を軽減する「Prime ConnectONE」を提供開始しました。

 さらに、バイタルセンサーによる従業員の健康管理を行う「健康経営支援サービス」にもAIアドバイザー機能を盛り込むなど、AIを活用した新サービス群を提供し、さまざまな角度からお客さまの業務改善に貢献しております。

 2025年も、多くのお客さまにご活用いただいているサービスを、より安心・安全にご利用いただけるように品質向上を図り、社会課題の解決に寄与するAIを基軸としたサービスを提供することで、お客さまと共に成長していけるよう努めてまいります。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]