大塚商会とNECは、企業のオンプレミス環境で生成AIを利用するためのシステムとサービスをセットにした新製品「美琴 powered by cotomi」を4月23日から提供すると発表した。外部ネットワークとの接続がないセキュアな社内環境で機微情報を含むオフィス文書などの作成や要約、社内情報の検索やナレッジ管理などが行えるという。
新製品は、NECが開発する生成AI基盤「cotomi」(コトミ)と設置が容易なタワー型筐体を採用する「Generative AI Server」をセットにし、ソフトウェアやサービスを組み合わせて提供する。cotomiは高い日本語性能が特徴で、大塚商会は同社内で培ったAIの活用のノウハウを有する。

製品イメージ(報道発表資料より)

サービス内容(報道発表資料より)
両社の販売目標は300社で、今後大塚商会は専門用語やガイドライン、知見などの業界・業種ごとのデータにも対応する業種特化型生成AIサービスの提供を予定している。