Googleは米国時間1月31日、最新の生成AIモデル「Gemini 2.0 Flash」 をデスクトップとモバイルの「Gemini」アプリで全ユーザーに提供開始したことを発表した。同モデルは、レスポンスとパフォーマンスが向上している。文章の執筆やアイデア出し、学習などのタスクをより効率的に行えるようになっている。
Gemini 2.0 Flashは、2024年に実験版として発表されていた。「低遅延の主力モデル」に位置付けられ、コーディングや数学、推論などの複雑なタスクに優位性があるとされている。「Gemini 1.5 Flash」の2倍の速度で動作するとのこと。
これまで、Gemini 2.0 Flashは「Gemini Advanced」(月額19.99ドル)のユーザーのみに提供されていた。Gemini Advancedは、100万トークンのコンテストウィンドウにより、最大1500ページのファイルアップロードに、「Deep Research」や「Gems」などの機能への優先アクセス、「Google One」の2TBのストレージ、コードリポジトリーのアップロード機能などが利用できる。
Gemini 2.0 Flashが気に入らないのであれば、Gemini 1.5 Flashと「Gemini 1.5 Pro」はまだ利用可能である。上部のドロップダウンメニューをクリックすると、使用しているモデルを変更することができる。
Googleはまた、Geminiの画像生成機能を「Imagen 3」にアップグレードすると発表した。全てのユーザーが利用可能となっている。

提供:Bloomberg/Getty Images
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。