TotalEnergies、「IFS Cloud」でグローバル資産管理を変革へ

ZDNET Japan Staff

2025-02-06 14:34

 フランスに本社を置く総合エネルギー企業のTotalEnergiesは、グローバルに運用する資産ポートフォリオの管理とサービスのために「IFS Cloud」を採用した。IFSジャパンが2月6日に発表した。

 TotalEnergiesは、石油、バイオ燃料、天然ガス、グリーンガス、再生可能エネルギー、電力などのエネルギーの生産と販売を行う世界的な統合エネルギー企業。同社は、産業用AI「IFS.ai」を活用した包括的なソリューションを選択した。コンポーザブルでスケーラブルなIFS Cloudプラットフォームが基盤となっており、これによって資産運用管理プロセスの変革を推進する。

 このプラットフォームを使うことで、探査から生産、精製、化学までの全ての資産を一元管理し、コストを削減しながら資産の寿命を延ばし、ダウンタイムを最小限に抑えて収益性を最大化する。導入が完了すれば、世界中で1万3500人以上のユーザーが資産のメンテナンスを行えるようになるという。

 この戦略的導入は、TotalEnergiesの企業資産管理(EAM)プロジェクトの基盤となり、資産管理とサービスを単一のプラットフォームに統合し、将来的には統合基幹業務システム(ERP)ソリューションとの連携を目指している。

 IFS 最高経営責任者(CEO)のMark Moffat氏は声明で、「将来の資産パフォーマンスを確保するための重要で影響力のあるプロジェクトで、世界有数の石油・ガス企業と協力できることを非常にうれしく思う」とコメントする。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]