テラスカイは2月12日、太陽生命保険(太陽生命)の団体保険管理システム「おひさまねっと」の刷新を支援したと発表した。
今回の刷新により、太陽生命では紙による申請がなくなり、申し込み時の記載ミスといった事務作業上の不備が10分の1に削減した。またウェブ上で複数の商品を一度に申し込めるようになり、セットでの申し込み割合が増加しているという。さらに団体事務局や法人営業担当者、事務担当者の業務負荷軽減に加え、加入者の利便性向上にもつながっている。
おひさまねっとは、これまで紙の申込書による業務を前提としたシステムであったため、事務負担やミスが多く発生し、一度に複数商品を申し込めないといった課題を抱えていた。そこで太陽生命は、「Salesforce Service Cloud」と「Salesforce Experience Cloud」を導入し、加入者・団体事務局・法人営業担当者の負担軽減と利便性向上を目指した。2023年11月~2024年4月にかけて団体保険の申し込み機能を開発し、その後2024年5月~2024年9月には拠出型企業年金の管理機能を開発したという。
Salesforce Service Cloudは、企業のためのカスタマーサービス用プラットフォーム。Salesforce Experience Cloudは、顧客やパートナー、従業員など、さまざまな関係者と情報を共有し、コラボレーションするためのプラットフォームになる。
太陽生命は今後、おひさまねっとに団体保険の給付や請求に関する機能を追加する予定だという。テラスカイは、これからもおひさまねっとの利便性向上に向け、支援を続ける。