鉄道情報システム(JRシステム)は、自社が提供するシフト管理システム「勤務シフト作成お助けマンTime」に、デジタル定着化支援ツール「テックタッチ」を導入した。テックタッチが2月18日に発表した。
勤務シフト作成お助けマンTimeは、AIを活用したシフト表の自動作成・管理が可能なクラウドサービス。導入前のトライアル期間中に解約してしまうユーザーを防ぎ、初期設定をマニュアル通りに行えないユーザーを減らすことが課題となっていた。
そこで、トライアル利用者向けの初期設定ガイドを作成するため、テックタッチが導入された。ウェブシステム画面上に操作ナビゲーションを表示する機能を利用し、初期設定ガイドをまとめたポータルを画面上部に設置。これにより、初めての利用でも迷うことなくサービスを試せるようになった。
テックタッチは、既存のウェブシステムに容易に組み込めるナビゲーション&分析プラットフォーム。直感的な操作ガイドや詳細な行動分析により、ユーザーの課題解決を支援する。大企業や新興企業、自治体、官公庁など幅広い組織で導入されている。

画面上部の「初期設定ガイド」で設定方法を丁寧にガイド

ガイドに表示される完成イメージを念頭に入力を進められる
JRシステムは、テックタッチの導入により、シフト自動作成機能への到達率の向上を見込んでいる。また、テックタッチの丁寧なヒアリングと提案内容も、導入の決め手となったとしている。
テックタッチの実装後は、特定の設定まで進むユーザーが増加しているという。今後もデータを分析しながら、より多くのユーザーにシフトの自動作成を体験してもらえるよう改善を続けいくとのこと。