BloombergのMark Gurman記者によると、Appleは早ければ3月にも、「M4」チップを搭載した「MacBook Air」シリーズを発売する準備を進めているという。13インチと15インチの両方の構成が、2024年の「M3」モデルと同様に発売される見込みだ。
「iMac」「Mac mini」「MacBook Pro」は既にM4チップを搭載している。
ここ数カ月、M3 MacBook Airの販売価格が競争力を増し、同時に在庫が減少している状況が見受けられる。この事実は、Appleが新しいM4モデルの発売に向けて準備を進めている可能性を示唆するものだ。過去のApple製品のリリースパターンから推測すると、新しいMacBook Airは、16GBのRAMと10コアのCPUを搭載したローエンドのMacBook Proと同程度のスペックになることが予想される。
新しいMacBook Airの外観は、2024年モデルと大きく変わらない可能性が高いが、注目すべき点は、M4 MacBook AirがM4 MacBook Proのようにディスプレーを開いた状態で最大2台の外部ディスプレーをサポートできるかどうかだ。現在のMacBook Airは、1台の外部ディスプレーしかサポートしていない。
Gurman氏は具体的な日程には触れていないが、MacBook Airのアップデートは例年3月の第1週に行われることが多いため、発表は今後数週間以内に行われる可能性が高いだろう。
MacBook AirがM4チップを搭載することで、残るアップデート対象は「Mac Studio」と「Mac Pro」のみとなる。これらのデバイスの更新時期が最後になるのは、それらが最も高性能であり、アップグレードコストも高額になるためだ。Gurman氏は以前、Mac StudioのM4へのアップグレードは3月から6月の間、Mac Proは2025年の秋頃になると予想していた。

提供:Kerry Wan/ZDNET
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。