ワールドは、同社が展開するアパレル店舗でRFID(Radio Frequency Identification)技術を活用した棚卸ソリューションを導入した。提供元の東芝テックが3月31日に発表した。
東芝テックは、店舗で取り扱う全ての商品にRFIDタグを取り付け、RFIDシステム「RFLogispert」とRFIDハンドリーダー「UF-3000」を用いて、棚卸や特定商品の探索の迅速化を図る。
同ソリューションは2月に導入が開始され、ワールドが展開する店舗のうち、現在約1100店舗で稼働している。東芝テックは今後、RFID技術を用いた倉庫入出荷業務ソリューションをワールドに提供することで、物流倉庫の業務効率化を目指すとしている。

UF-3000(左)、RFLogispertのイメージ図(右)

東芝テックのソリューションを用いた棚卸のイメージ