ワークスアプリケーションズ（WAP）は4月17日、新リース会計基準に対応したSaaS型サービス「HUEリース会計」を同月25日にリリースすると発表した。
2027年4月から適用される新リース会計基準への対応が、多くの企業に求められている。しかしながら、リース契約の件数や業務体制は企業によって異なり、必要な機能やコストの許容度もさまざまとなっている。
HUEリース会計は、シンプルなソリューションを求める企業向けに提供されるSaaS型のサービスであり、リース契約件数に応じた従量課金制で利用できる。リース契約50件までの利用で月額3万円から。リース契約件数が多く、複雑な管理が必要な企業向けには現行製品の「HUE Asset」を引き続き提供する。
WAPによると、新リース会計基準の適用が迫る中、「Excel」での管理に限界を感じる企業が増え、システム化のニーズが急増しているという。特に不動産・小売業界でシステム検討が進む一方で、コストや人手の制約から「より手軽に導入・運用できるシステムが欲しい」といった声も上がっていたとのこと。
HUEリース会計は、HUE Assetで培ったノウハウをもとに、業種や業態を問わず必要な機能だけを厳選して開発した、より手軽に導入できるシステムになっていると説明する。リース契約件数や現場の運用体制、サブリース対応の必要性が限られている企業でも、より自社に最適なシステムを選択できるとしている。
HUE AssetとHUEリース会計の比較（提供：ワークスアプリケーションズ）
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