GMOインターネットは5月14日、生成AI向けGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」に約15億円の追加投資をすると発表した。「NVIDIA H200 Tensor コア GPU」(NVIDIA H200 GPU)を追加導入し、AI開発向け計算資源を増強する。

「GMO GPUクラウド」に約15億円の追加投資
GMO GPUクラウドは、NVIDIA H200 GPUを搭載した商用向けGPUクラウドサービス。2024年11月にサービスを開始し、ロボット開発や自動運転AIといったAI開発基盤として使用されている。
今回、NVIDIA H200 GPUを256基追加で導入するとのこと。設備の稼働は2025年第4四半期(10~12月)を予定している。
GMOインターネット 代表取締役 社長執行役員の伊藤正氏は「GMO GPUクラウドをご利用いただいているお客さまからは、圧倒的なパフォーマンスを発揮できた点を高く評価いただいている。また、PaaSとして最適化された環境を即日ご提供することで、お客さまは煩雑な環境構築を省き、すぐに開発に専念いただける点も大きな価値となっている。今後もAI開発者の皆さまに最高の基盤を提供し続けることで、日本のAI産業の発展に貢献していく」とコメントしている。
GMO GPUクラウドは、NEC、AIロボット協会(AIRoA)、自動運転開発のチューリングなどの企業や研究組織で採用されている。