デロイト トーマツ、日立ソリューションズ、ワークデイが人事給与就業管理分野で協業

NO BUDGET

2025-05-22 07:15

 デロイト トーマツ コンサルティング、日立ソリューションズ、ワークデイの3社は、5月21日、人事給与就業管理分野で協業し、企業の人的資本(HR)のモダナイゼーションを推進していくことを発表した。

 グローバル展開企業を中心に導入が進む人的資本管理(HCM)ソリューションだが、日本国内においては法規制やオペレーション慣例への対応からシステム構成が複雑化し、業務負荷やコスト増、人材マネジメント推進の遅れが課題になっているという。

 今回の協業では、人事システム領域のエコシステムにおいて、シンプルかつ網羅的な構成の選択肢を提供することを目指す。具体的には、ワークデイの包括的な人材管理ソリューション「Workday ヒューマン キャピタル マネジメント(HCM)」と、人事給与・就業管理で国内法規制への対応が充実している、日立ソリューションズの「リシテア」を相互連携させたソリューションを提供する。

協業の概要
協業の概要

 デロイト トーマツは、ソリューション導入から複数のプロジェクトにわたり、ビジョン・目的、人事課題解決の観点から一貫したプロジェクト管理とチェンジマネジメントを推進する。経営・事業との連携や、複雑化する事業環境における新たな課題に対しても、ワンストップで支援を提供する。

 導入においては、デロイト トーマツの人事・組織コンサルティングの総合力を活用し、ソリューション導入と関連課題の解決を通じた企業の戦略的人事変革を一貫して支援する。さらに、Workday HCMの短期導入アセットの活用により、導入全体の効率化やベストプラクティスの利用を可能にするという。

 3社は今後、戦略的人事変革を支援するコンサルティングサービスと、人事領域における最適なシステム構成を組み合わせ、企業のHRモダナイゼーションの実現を目指すとしている。

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