京都電子計算、自治体向け業務自動化テンプレートをLGWAN-ASPで提供開始

ZDNET Japan Staff

2025-06-02 12:08

 京都電子計算は6月1日、自治体向けに「住民情報システム向けオートメーションテンプレート」を「Cloud PARK 自治体向けRPA配信サービス」で提供を開始した。軽自動車税の減免更新など4つの業務を対象としている。

 住民情報システム向けオートメーションテンプレートは、多くの自治体で採用されているNECの住民情報システム「COKAS-R/ADII」において、NECソリューションイノベータが過去に自動化した業務や自治体で利用頻度の高いという4つの業務(軽自動車税減免更新、・簡易申告書0円入力、国保所得更新、介護保険負担限度額認定更新)を選定し、UiPathの「UiPath Platform」の活用により作成した。自治体では、このテンプレートを利用することにより、新規導入に比べて限られた範囲のチューニングを通じて迅速に導入できるという。

 今回のテンプレートは、京都電子計算が「総合行政ネットワーク」(LGWAN)のASPとして提供する「Cloud PARK 自治体向けRPA配信サービス」に追加されている。今後2年間で50団体の利用を見込んでいるとのこと。また、今回のテンプレートに加え、バージョンアップや自動化プロセスのチューニング、運用・保守支援など自治体ニーズに合ったサービスまで提供できるとしている。

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