パイオニアは、2030年度に向けた同社グループの温室効果ガス(GHG)排出削減目標を設定し、Science Based Targets initiative(SBTi)の認定を取得した。
目標では、2030年度までのスコープ1(自社)およびスコープ2(自社+調達エネルギー)におけるGHG総排出量を2020年度基準で42%削減し、スコープ3(サプライチェーン)についてもカテゴリー1(購入製品・サービス)とカテゴリー11(販売製品の使用)におけるGHG総排出量を同42%削減する。
スコープ3・カテゴリー1に関しては、GHG総排出量の10%に該当するサプライヤーに、2029年度までにSBTi水準のGHG排出削減目標の設定を促すという。
同社は、今回の認定により、再生可能エネルギーの導入拡大と環境問題解決に寄与する製品・サービスの提供を推進し、サプライチェーン全体でのGHG排出削減に取り組むと表明している。