インフォアジャパンは6月3日、「Infor Velocity Suite」の一般提供を開始すると発表した。企業がプロセス革新を円滑に進め、機敏性や適応性、革新性を維持できるよう支援するソリューションとサービスをまとめたパッケージになる。
Infor Velocity Suiteは、「Infor Industry Cloud Platform」を基盤とし、プロセスの「診断」「自動化」「最適化」のステップを通じてビジネス価値の最大化を支援する。
「Infor Process Mining」を用いて「Infor Cloud Suite」内のプロセスインサイトを診断することで、運用プロセスの詳細な分析が可能となる。これにより、標準プロセスモデルから逸脱した非準拠のバリアントや重要なボトルネックを特定し、改善すべき領域に関するインサイトを得られる。
また、業界特化型のソリューションカタログ「Infor Value+」を活用することで、診断フェーズで特定された改善点を、生成AIやロボティクスプロセスオートメーション(RPA)によって自動で修正できる。これにより、手作業を削減し、インサイトを提供するとともに、重要なアクションを伴うタスクの自動化をより効率的に行える。
インフォアの生成AIとプロセス自動化を組み合わせた、事前構築済みの業界別ユースケースを活用することで、数日~数週間で価値を実現できるとしている。