6. 電話アプリに迷惑電話対策機能を追加
提供：Sabrina Ortiz/ZDNET
電話アプリはApple Intelligenceによる刷新を受け、ボイスメールの概要がメイン画面に表示され、新しい統合レイアウトとともに利用できるようになる。これにより、お気に入り、履歴、ボイスメールが全て同じページに表示される。
Call Screeningは、未知の通話に自動的に応答し、その内容をスクリーニングする。発信者が応答すると、ユーザーはその応答内容を確認し、電話に出るか否かを判断できる。この機能はAndroidデバイスには以前から搭載されているが、Appleがどのような形でこれを実装し、どの程度の信頼性を実現するか今後注目である。
Hold Assistは、ライブエージェントに保留にされた際、相手が電話に戻ったことを通知してほしい場合に非常に役立つ新機能である。この機能を使えば、スピーカーからずっと保留音を聞き続ける必要がなくなり、iPhoneが電話を再開すべきタイミングでアラートを発するため、ユーザーは回線で待ち続ける手間が省ける。
7. Apple Mapsが移動履歴を記録（許可した場合）
iPhoneはユーザーの好むナビゲーションや経路を学習し、それらを優先的に提示するようになる。運転中に代替ルートが存在する場合は通知が届く。また、iPhoneに訪問履歴を追跡させることも可能であり、この情報はエンドツーエンドで暗号化され、簡単な操作で削除できる。
8. Apple Walletが旅行時にさらなる情報を提供
提供：Min Shin/ZDNET
Apple Walletは、支払い方法から購入情報の確認方法まで、全体的に機能が強化されている。
例えば、パスポートのデジタル版を保存できるようになる。これは物理的なパスポートを必ずしも置き換えるものではないが、TSAチェックポイントで年齢や身元を確認する必要がある場合に役立つだろう。
また、デジタル搭乗券では、Mapsをタップしてターミナルの3Dビューや空港のフロアプランを確認できるようになる。
Apple Pay対応の端末では、クレジットカードの種類に応じて、分割払いの特典など、製品を購入するための複数の支払い方法が表示される。
Apple Walletは、販売元や配達のメールを利用して、追跡の詳細を一目で確認できるようになった。
9. 専用の（そしてより競争力のある）ゲームアプリ
Apple Gamesは、iPhoneとApple Arcadeで利用可能な全タイトルをまとめることで、さまざまなゲームに素早くアクセスできるようにする。また、マルチプレーヤーゲームやリーダーボード専用のセクションも設けられている。
10. Visual IntelligenceがiPhone画面に拡張
提供：Sabrina Ortiz/ZDNET
以前、Visual IntelligenceはiPhoneのカメラファインダー内でのみ機能し、表示されているものに関する検索可能な情報を提供していた。しかしiOS 26では、このマルチモーダルAIツールが、ウェブページやソーシャルメディアの投稿上など、iPhoneの画面上でも動作するようになる。
しかし、同機能は、端末画面上の情報を処理する前に画像をキャプチャーする必要があるため、スクリーンショットツールとしての意味合いが強い。処理が完了すると、ユーザーは質問を入力したり、「カレンダーに追加」といった提案されたアクションを利用したりできるようになる。
提供：Kerry Wan/ZDNET
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
