Snowflakeは6月18日、浮田竜路氏が8月1日付で社長執行役員に就任すると発表した。現職の東條英俊氏は退任する。
浮田氏は2021年から、Snowflakeの日本法人で執行役員 第二営業統括本部長としてセールスチームを統括。それ以前は、アドビでデジタルエクスペリエンス営業本部 常務執行役員を務め、またEMC/VCE社などで要職を歴任してきた。

社長執行役員に就任する浮田竜路氏(提供:Snowflake)
同氏は、「データとAIの革新的な技術により企業のDXが加速する中、代表執行役員として、日本のお客さまのビジネス価値創造と成長に貢献できることを心より光栄に思います。セキュリティとガバナンスを重視しながら、より多くの企業がAI時代で成功するための基盤を提供し続けることをお約束いたします。Snowflakeは、パートナー企業の皆さまと共にデータドリブンな意思決定とAIイノベーションを支援し、日本のデジタル社会の発展に寄与する存在であり続けます」とコメント。
アジア太平洋・日本(APJ)地域担当社長のJon Robertson氏は、「日本は、Snowflakeにとって戦略的に重要な市場です。AIの急速な進展により、データクラウドの需要は着実に拡大しています。日本法人の発展に貢献した東條前社長に深く感謝するとともに、今後は新社長の豊富な経験とリーダーシップのもと、より一層の事業拡大を実現できると信じています。また、パートナーエコシステムの強化を通じて、革新的なソリューションを提供し、日本市場におけるSnowflakeの存在感をさらに高めていきたいと考えています」と話す。
また、社長執行役員を退任する東條氏は、「Snowflake合同会社の第一号社員として、多くのお客さまやパートナー企業の皆さまと共に、AIデータクラウドの可能性を追求できたことを誇りに思います。AIとデータの時代において、日本企業のデジタル変革を支援し、ソリューションを提供できたことは、私にとってかけがえのない経験となりました。新体制のもと、Snowflakeはさらなる成長を遂げると確信しております。これまでの皆さまの多大なるご支援に心より感謝申し上げます」と述べる。