JAバンクは、全国約6000店舗にBIPROGYの営業店システム「BANK_FIT-NE(バンクフィットエヌイー)」と営業店業務支援システム「SmileBranch(スマイルブランチ)」を導入した。事務効率化と顧客利便性の向上を目指す。6月20日にBIPROGYが発表した。
店舗ごとに順次稼働を開始し、5月には全国の約6000店舗で移行が完了。約2万台が利用されている。今回の新営業システムにより、オープン出納機のオンライン化による現金管理の効率化・堅確化、生体認証の導入による職員認証の厳格化、営業店タブレットによる顧客利便性向上・職員の入力負荷軽減などにつながっているという。
BIPROGYは農林中央金庫と農中情報システムと共に、JAバンクの事務効率化と顧客利便性向上に向けた新営業店システムの開発を進めてきたとのこと。新システムの導入による店舗事務効率化で確保した時間は、組合員や利用者に寄り添う相談や提案業務などに充てる。