新たな「Energy Star」の認定基準、Mac製品はすべて不合格…

apple 2007-07-30 15:30:39

 Greenpeaceが小躍りして喜びそうなニュースがある。

 米環境保護庁およびエネルギー省が「Energy Star」プログラムの認定基準を引き上げた米国時間7月20日、良好と険悪の間を行ったり来たりしてきたAppleと環境保護派の関係が、かつてないほど悪い方向へ向かった。残念ながら、新たに厳格化されたEnergy Starの認定基準の下では、全Mac製品が不合格になるという。

 両組織のジョイントプログラムは、「製品や企業活動のエネルギー効率向上を通して、人々のコスト節約を助け、環境を保護する」ことを目的としている。新たな基準の設定により、消費者および企業が今後5年間で削減できるエネルギーコストは18億ドル以上に達し、270万台の車両が1年間に放出する量に相当する温室効果ガスの放出が抑制できると予測されている。

 新たな認定条件には、次のような項目が含まれている。

  • エネルギー効率のよい電力源を使用すること。デスクトップでは、8割の効率化を実現した電力源を使用しなければならない。

  • スタンバイ、オフ、スリープ、アイドルなどのモードで、効率的な稼働ができるようにすること。デスクトップは、スタンバイモード時の電力消費量を2ワット以下に抑える。

  • システムに電力管理機能を搭載し、利用できるようにすること。また、そうした機能をユーザーに説明する機会を設けること。

 「FloppyHead.com」サイトによれば、現時点で新条件を満たしているデスクトップおよびラップトップは、わずか125機種しかないという。適合しているマシンのリストには、Dellの製品はたった3種しか載っていない。新たな基準下でも合格するモデルが最も多かったのは、LenovoとGatewayだ。同リストは、「Excel」スプレッドシート形式でここから参照できる。

 製造業者は数カ月前から条件の変更を知っていたはずなのに、Appleが新基準を満たすコンピュータを1つも製造していないのは驚きだ。とはいえ、製造業者は2008年1月までに製品のEnergy Star認証を取得すればよいとされている。すべてが明らかになるのは、来年の頭ということだ。

(Jason D. O'Grady)

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