AOLの新しい名前はAOL

btl 2005-10-11 20:19:19

 Web 2.0 Conferenceのインタビューで、AOLのCEO、Jonathan Millerは、同社の正式名称を「America Online」から「AOL」に変更すると語った。米国以外の国で同社のサービスを売る際に、「America」Onlineという国名が入った名称に対する抵抗を無くすためだ。

 Millerはまた、Microsoftとの協定について質問されたが、それに対する明確な答えは避け、代わりに、これまでのプロプライエタリなやり方からWeb 2.0互換への移行を積極的に進めるつもりであると語った。Microsoft、Google、あるいはYahooのうちどの会社がAOLの広告ネットワークを提供するかについては、「言ってみれば、AOLは最も大きな浮動票投票者であり、可能性はいろいろあるわけで、人々もそれを意識している」とMiller。MicrosoftのYusef Mehdiは、Microsoftの意向はどうなのかという質問に対してノーコメントだったし、Millerも即答を避けている。だが、私は、この2社の間に何らかの動きがあることを感じ取った。

 MillerはYahooについて、AOLに最もよく似た、コンテンツ指向のポータルであり、一番の競争相手であると見ている。どちらも、ビデオやその他の形態のコンテンツへと手を広げ、より統合されたサービス群を創造しようという、同様のビジョンを持っている。「インターネットプロトコル(IP)経由のビデオ配信は転換期を迎えており、AOLはどんどんそれを推進したい。(AOLはTime Warnerが所有しているところから)現在、AOLは他のどの企業よりも多くのビデオ資産やプログラムを所有している。それだけでなく、われわれはWeblogsを印刷やビデオ分野にも進出させるつもりだ(AOLは米国時間10月6日に、ブログネットワークのWeblogs, Inc.を買収した)」(Miller)

 Millerはいくつかの裏話も披露した。InterActiveCorpに買収されたask.comについて、AOLも買収を検討したことがあったが、買収を正当化するだけの価値を見出すことができず、検索エンジンのアルゴリズムの領域で、Google、Yahoo、MSNなどと戦う気にはなれなかったと述べた。また、これまでにAOLがサービスの販売促進のために無料配布したCDやディスクの数は6億6000万に上るそうだ。

(Dan Farber)

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