Google Readerにさっそく乗り換え

btl 2005-10-13 20:11:47

 米国時間10月7日に、GoogleがオンラインRSSリーダーGoogle Readerを発表した。Google Readerは、他のGoogleサービスと同様にシンプルなインターフェースで作られており、AJAX技術もふんだんに使用されている。私は今までずっとNetNewsWireを使ってきたが、最近になって、実験的にオンラインRSSリーダーでも使ってみようかと考えていた。そう、GoogleのRSSリーダーはわたしにとって絶好のタイミングで発表されたわけである。

 Gmailアカウントを持っている人なら、Google Readerを今すぐにでも利用し始められる。とは言え、初めてGoogle Readerのサイトにアクセスしたときにはもちろん、購読先サイトのリストは空欄になっている。私は最近、自分のリスト(OPML?Outline Processor Markup Language形式のファイル)をNetNewsWireからエクスポートしていたので、Google Readerのインポート機能を使って、これを試しにインポートしてみた。Google Readerはリストをインポートした時点以降の記事しか表示しない。過去の記事をフィードごとにロードすることはできるが、これは少々面倒臭い。

 だが今朝、Google Readerをクリックしたところ、たくさんのフィードが入っていた。フィード元から提供される記事は、画面の左側に、日付順、あるいは関連性(relevance)などに応じてソートすることができる。この「relevance」というのがどういう意味合いを持つのかは分からないのだが、少し実験を続けてみれば、日付順がいいか関連性順がいいか、結論が出るだろう。記事の内容は画面の右側に表示され、左側のリストと右側の内容はレンズのようなものでつながっている。一風変わっているが便利な機能だ。

 ロードや表示のスピードは素晴らしい。1.67 GHz/2GBのPowerBook上で稼働しているNetNewsWireよりも反応が速い。AJAXのおかげで、ある記事から別の記事に移るときも、動きがスムーズだ。GmailやBloggerとリンクする機能もある。この機能を使って、見つけた記事を誰かに電子メールで送ったり、ブログに記録することもできる。Gmailと連携するのは良いが、この機能によって作成されるメールのフォーマットはあまりさえない。この他にもキーボードのショートカットが設定されていて、頻繁に行う動作をすばやく簡単に行うことができる。

 記事内容を表示するウィンドウには「ラベル(label)」が編集できるようになっている。だが、これが何のためにあるのか、いまいち分からずにいる。Google Readerのインターフェース中を見渡してみても、ここで設定される「label」が表示される箇所など見当たらないのである。記事によっては、「Author's labels」が表示されるので、これはフォークソノミーを作るためのものではないかと推測している。

 購読先サイトを登録するためのインターフェースには、OPMLファイルをインポートする機能があるほか、フィードを追加/削除するための機能も用意されている。「Your subscriptions」の枠の中などで、サイトを指定すれば、当該サイトからフィードされるコンテンツだけを見ることもできる。フィルター(Filter)を行うためのボックスもある。ただし、これはそれほど役に立たなかった。私は、60カ所のサイトのRSSフィードを購読しているが、それぞれのサイトの特性はあらかじめ分かっている。サイトの名称や記事が追加された日付でソートできれば、それで十分だと思う。世界中で出されているすべてのRSSフィードを検索して、ユーザーの求める情報を探し出し、それを1つのインターフェースで表示する方法など、今のところ存在しないはずだ。ページの一番上には「新しいコンテンツを検索(Search for new content)」というボックスがある。このボックスを使って特定の単語を検索すると、「購読(Subscribe)」ボタンとともに検索結果が表示される。

 現在のところGoogle Readerには広告が掲載されない。だが、後日、広告が追加されないとも限らない。このRSSリーダーは、ユーザーがGoogleサイト上で行う活動(検索やその他のコンピューティング活動など)を監視/学習し、サービスに磨きをかけていくというGoogleの戦略にぴったり当てはまるからだ。

 動きも速いし、インターフェースもすっきりしている。こういうRSSリーダーこそ、私が求めていたものなので、当面はGoogle Readerを使おうと思う。

(Phil Windley)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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