インターネット犯罪多発時代を生きる

btl 2006-02-20 14:32:39

 Churchill Clubで開催されたイベントに参加した、セキュリティの第一人者でありKasperksy Labの創設者でもあるEugene Kasperskyに対し、New York Timesの記者John Markoffが米国時間14日にインタビューを行った。ZDNetは、同インタビューのポッドキャスト(ダウンロードはここから)を提供している。同氏はこのインタビューで、営利目的のインターネット犯罪について語った。「われわれは、インターネットの犯罪化が進む時代を生きている。悪質なコードを用いて荒稼ぎしようとする、犯罪者集団が暗躍しているのだ。犯罪者が地下に潜んでおり、そこから表に出てくる者も多いことを、人々はまだよく理解していない」(Kasperksy)

 現実的に見て、インターネット上の犯罪を撲滅することはできないだろう。Kasperksyも、「柔軟性と安全性に富むオペレーティングシステムの開発は、事実上不可能だ」と述べている。Kasperksyは、「この世に100%安全であるものなど存在しない。MicrosoftのWindowsが99%安全だったとしても、世界中のハッカーは残りの1%を悪用しようと血道を上げるだろう」と話し、非スマートフォンのOSの安全性に言及した。「(スマートフォンには)アプリケーションを追加的にインストールできない。OSの技術仕様書もない。だが、ウイルスやトロイの木馬の作成には、電話機の開発企業が提供する内部技術仕様書が必要不可欠なのだ」と、Kasperksyは述べた。これに比べ、スマートフォンははるかに脆弱だという。「将来、スマートフォンがより安価になり、(非スマートフォンより)広く利用されるようになれば、状況はさらに悪化するだろう」(Kasperksy)。Markoff記者は、Microsoftがウイルス対策/セキュリティソフトウェア市場に参入した件についても、Kasperskyに意見を聞いている。

(Dan Farber)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

SpecialPR