アウトソーシングは無能の証拠か?

btl 2006-03-06 18:14:33

 ZDNetでブログを書いているPaul Murphyが、ミッションクリティカルなIT作業をアウトソーシングすることの賛否について、興味深い意見を述べている。Murphyは、いつもの歯に衣を着せぬ調子で、こんなふうに語っている。

アウトソーシングは、ビジネスもしくはITの、あるいはその両方の社内的な能力欠如を補うソリューションだ。(中略)みずからの組織の競争上の優位性がITによってもたらされていると考えるCEOやCFOはほとんどいないが、それは彼ら自身のことを言っているのであって、ITを社内で扱うべきなのか、または社外で管理するべきなのかについては何ら示していない。

 これとは反対に、John CarrollやPhil WainewrightといったZDNetのその他のブロガーは、賢明なアウトソーシングは組織の有能性を物語ると述べている。Carrollによれば、「ITのアウトソーシングは、力量がなければできない。限られたリソースをどこに集中させるか決定する必要があるからだ」という。

 一方、Phil Wainewrightは、「このネットワーク全盛時代に、みずからをネットワークから切り離す以上にばからしいことがあるだろうか。オープンソースの勃興からわれわれが学ぶんでいてしかるべき教訓とは、単独でビジネスを営んでいる場合は、すべてを自分でまかなうよりも、リソースを集積した方がよい結果が得られるということだ。

 これに対し、pkstephensという名でコメントを投稿した読者は、アウトソーシングと社内運用のどちらが適切かという問いには、「複数の回答がある。当の企業が何を求めているかによって、答えは決まる」と指摘している。

(David Grober)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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