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リアルタイムジャーナリズムの力

btl

2006-04-28 21:08

 今週初め、XMLの第一人者であるTim Bray氏にインタビューし、ポッドキャストに録音した。以下は、同氏がその様子を自身のブログに記したものの抜粋である。

先日、David Berlind氏から、「ちょっと電話してもかまわないか」という電子メールをもらった。執筆中の原稿に関して、わたしのコメントがほしいというのだ。(中略)数分おしゃべりをした後、Berlind氏は会話をポッドキャストに録音してもよいかと尋ねてきた。(中略)わたしはそのとき携帯電話を使っていたのだが、音声はそれで十分のようだった。(中略)わたしとしては、Berlind氏の辛辣な意見にわたしが精一杯抵抗したことをもっとはっきりさせてほしかったが、ポッドキャストにはわれわれの会話のすべてが納められたので、興味のある人々には、わたしがおそらくしたはずの発言であるとか、Berlind氏いわくわたしがした発言ではなく、わたしが実際に話した内容を聞いてもらうことができそうだ。こうした生の、ほとんど何をも媒介しないで直接われわれの元に届くジャーナリズム(この件についてわれわれが話し合った内容は、早晩ウェブにアップされるはずだ)には、いまだに驚きを禁じ得ない。結局のところ、今までのやり方よりこちらのほうがすぐれていると思う。

 わたしも、メディアの透明性を高めるには、そうしたジャーナリズムが有用だと考えている。だからこそそれを実践しており、またほかのジャーナリストもそうすべきだと信じている。既成概念の枠を超えるには、(テキストと音声と、そしておそらくは映像を組み合わせた)リアルタイムのマルチメディアジャーナリズムを活用すればよいのだ。例えばCNN.comも、そうした取り組みを進めている。同サイトのニュースリンクには、テキストに起こした記事だけでなく、映像も含まれている。ただし、その映像がかなり編集されているところは問題だ(映像の編集は、すなわちインタビューを受けた人の発言の趣旨をねじ曲げることにほかならないからである)。Bray氏が指摘したわたしの至らなかった点については、素直に謝ろう。だが、わたしがインタビュー中どう考えたかは、実は問題ではない。情報源に見捨てられたくないなら、自分の意図が相手にどう受け取られているのかが問題になる(皮肉なことにBray氏への先日のインタビューは、情報公開によって情報発信者の意図が誤って伝えられてしまうことがテーマだった)。

 余談だが、わたしは腰部の手術からの回復を待っている間に、件のリアルタイムジャーナリズムを容易に実現するためのポッドキャスト製品をしこたま買い込んだ。どんなものを手に入れたのか興味がある読者は、こちらの記事を見てみてほしい。

(David Berlind)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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