再編の進む「サービスとしてのソフトウェア」市場

btl 2006-05-23 16:39:56

 RightNowが、Salesforce.comと競合するSalesnetを買収したことで、「サービスとしてのソフトウェア(software-as-a-service)」分野における企業の統廃合がまた一歩進んだ。今回の「買収により、RightNowの特許技術基盤にSalesnetの先進的なワークフローエンジンが組み入れられれば、RightNowの顧客は経営開発におけるすぐれたエクスペリエンスを得られることになる」と、公式発表には記されていた。

 もっと簡単な言葉で説明しよう。すなわち、販売力自動化製品よりもコールセンターソリューションの提供で知られているRightNowは、同分野のマーケットリーダーであるSalesforce.comおよびNetSuiteに対抗しうる力を獲得するために、Salesnetを買収したのである。買収額は900万ドルと報じられており、全額現金で支払われるという。Salenetでは、26名の従業員と、10数名の外部委託開発者が働いている。

 今年1月の終わりに、Salesnetの共同創立者でありプレジデントでもあるJonathan Tang氏と話す機会があったが、当時同社はみずからを「Salesforce.comの取って代わる真の存在」と言い切っていた。

 この時点で、株式公開会社であるSalesnetは4万人のユーザーを獲得していたが、対するSalesforce.comのユーザー数は35万。顧客企業数も、前者が4000〜5000社、後者はおよそ1万9000社であった。現在Salesforce.comは、2万2700社の顧客企業に44万人のユーザーを抱えている。一方、やはり株式を公開しているRightNowは、British AirwaysやBritish Telecom、Cisco Systems、Continental Tire North America、John Deere、Nikon、Social Security Administrationなどを含む1500社と取り引きしている。

(Dan Farber)

 

 

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