2005年第2四半期の米IPテレフォニー市場調査結果

dp 2005-10-03 16:04:26

 Synergy Research Groupが、IPテレフォニー市場の動向に関する調査結果を発表した。その内容は、同市場が好調に推移しているという、さほど驚くには値しないものだった。それによると、2005年第2四半期には、米国の企業向けIPテレフォニー市場は前四半期より24.4%、前年同期より31.2%成長したという。同市場のトップ5はAlcatel、Avaya、3Com、ShoreTel、Ciscoで、これらの企業の成長率もここに記載した順に高かった。

 Synergyによると、この市場を、業種、地域、企業規模ごとに観察すると、いくつか興味深いトレンドが見られるという。同社の社長兼CEOであるJeremy Dukeから届いた電子メールには、以下のようなことが書かれていた:

  • 他の業種よりも、ヘルスケアなどの特定の業種において、IPテレフォニーの採用が進んでいる理由は、まだ完全には分かっていない。Synergyの市場データベースシステムに業種ごとのデータをトラッキングする機能を統合し、このトピックをより深く観察していきたい。

  • 大企業向けに機器を提供してきたベンダー(Cisco、Avaya、Nortel)が、米国の中小企業向け市場(特に社員100名以下の小規模企業向け)で非常にし烈な販売合戦を展開し始めている。これらのベンダーは、小規模企業向け市場で従来成功してきた3Com、Mitel、ShoreTel、Verticalなどのベンダーに競争圧力をかけている。

  • ホスティング形式のIPテレフォニー(IP Centrex/マネージドサービス)の売上が増えている。これは、サービスプロバイダが小規模企業に企業向けIPテレフォニーをサービスとして販売するもので、これを利用する顧客は、電話システムを購入して自分で管理する手間を省ける。また、サービスプロバイダの立場からすると、このIPテレフォニーサービスに他のサービス(市内通話、長距離通話、データサービス、インターネットサービスなど)をバンドルすることも可能である。

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