視覚障害者に向けた検索サービスがデビュー

google 2006-07-21 21:41:28

 米国時間7月20日、Labsプロジェクトの一環として、視覚障害者向けの検索エンジンがリリースされた。「Google Accessible Search」というサービス名を最初に見たときは、検索結果をもっと見やすいスタイルに変更するサービスかと思ったが、まったく違うものだった。

 結果表示ページの見た目は、Philipp Lenssen氏が指摘しているとおり、ほとんど変わらない。同サービスのポイントは、(リンクが表示される)実際の結果が、視覚障害者による利用を念頭に置いてランク付けされているという点だ。こうやってて、視覚障害者がアクセスしやすいウェブを作り上げていこうという試みなのである。

「Accessible Searchでの検索結果を普通のウェブ検索結果と比較できる、ちょっとした仕掛けを作ってみた(Google Labsのページから飛ばなくても、普通のウェブ検索結果に「&cx=accessible%21」を付け足せばAccessible Searchの結果が出る。上記の“仕掛け”でもこの方法を使った)。例えば、『fun』という語句を検索してみると、標準のGoogleでは『funbrain.com』が初めにヒットし、その次に『funtrivia.com』が来る。一方、Accessible Search検索機能を有効にして同じキーワードを入力した場合、いずれのサイトもトップ10にすら入らなかった。代わりに1番目に表示されたのが『ibiblio.org/Dave/』だ。実際に見てみると、funbrain.comのほうがIbiblioよりも確かにごちゃごちゃしていて、画像が多い」と、Lenssen氏は記している。

 視覚的な配慮が施されていないページがヒットしたとしても、そのページは、視覚障害者にとってもある程度は有益であることが、あらかじめわかっているのである。

(Garett Rogers)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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