「Yahoo! Finance」に負けじとばかり、Googleが株価チャートの刷新を図った。新バージョンには、確かにいくつかの新しい機能が追加されているのだが、既存製品と比べると、特筆すべき点は見られないと言わざるを得ない。
新バージョンでは、「compare」ボタンをクリックすることで、関連株の銘柄略称を任意に選択したり、自分で入力したりして比較できるようになった。
こうした比較機能のほか、チャートの表示設定をカスタマイズする機能が加わった。具体的には、新着ニュースのフラグや配当金、株式分割、株式量などの表示をオン/オフしたり、チャート図の拡大倍率や縦軸メモリの基準値を変えたりすることができる。
「Google Operating System」サイトを運営するIonut Alex. Chitu氏が主張している通り、現時点ではYahooの製品に軍配が上がるが、今後数年のスパンで両者を見比べていくのもおもしろいだろう。
(Garett Rogers)
※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。