2009年も12月に入り、いよいよ2010年を迎える準備の時期となった。この時期ステーショナリーショップや書店で平積みとなるのは2010年のスケジュール帳である。ビジネスマンにとってスケジュール帳は日々のスケジュールを管理する上で大事なアイテムである。
IT化社会となった現在では、Outlookなど個人で管理できるスケジュールアプリケーションやWebで管理できるカレンダーで日々のスケジュールを管理する人も増えていると思う。さらには携帯電話でスケジュールを管理している人も少なくない。
今ここに来てクラウドベースのCalendarサービスがホットになってきている。Googleが提供しているGoogle Calendarやフィードパスの提供しているfeedpath Mailのカレンダー機能は個人のスケジュール管理が中心のパーソナルカレンダーがベースであり、共有したい人に対してスケジュールの共有を許可する。一方フィードパスの提供しているfeedpath Calendarはグループで利用する前提で共有がベースであり、必要に応じて自分にしか見えない非公開のスケジュールをエントリーできるグループカレンダーである。このほかにも多くのクラウドベースのカレンダーサービス存在する。なお、パーソナルカレンダーとグループカレンダーの使い分けについては以前、僕のブログで触れている。(画像はfeedpath Mailのカレンダーユーザーインターフェース)
これまでのカレンダーサービスは携帯ブラウザフォンで確認できるものがあったが、それはそれで便利ではあったが、限られた携帯電話の画面サイズでの情報表示であったり、スケジュールエントリーを行うには携帯電話のテンキーに慣れる必要があった。(僕はテンキーが苦手だったので)
今年に入り、iPhone, Androidをはじめとするスマートフォンがビジネスパーソンに普及してきており、Google Calendar、feedpath Mail、feedpath Calendarなどは既にiPhoneに対応している。これにより小型の手帳と同じサイズのスマートフォンがスケジュール帳と同等のポータビリティーを持ちはじめて来ている。入力も慣れたPCキーボードインターフェースが利用できる。さらにビジネスでグループカレンダーを利用することで組織内スケジュールの確認がいつでも、どこでもiPhoneやAndroidから可能となる。
2010年から思い切ってクラウドベースのカレンダーサービスでスケジュールを管理してみませんか?
後藤康成(ごとう やすなり)
フィードパス株式会社 CTO 兼 feedpath Calendar 事業統括
シリコンバレー・ベンチャーを経て2000年ネットエイジ入社。ネットビジネスのインキュベーション案件およびテクノロジー投資案件などを担当。技術開発担当取締役、ngi group 執行役CTOを歴任しビジネス&テクノロジーと幅広い経験を持つ。2005年クラウドからビジネスアプリケーションを提供するフィードパスを設立する。ブログエンジン、Zimbraの日本市場展開。現在ビジネススケジューラーのfeedpath Calendar事業統括を担当。 著書として「Web2.0 BOOK」など。自身のブログはBlogot Twitterアカウントは feedpath
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1件のコメント
- 反りんご
-
iphoneしかりスマートフォンしかり入力がゴミですから・・・
それをどうにかしないと紙媒体からシェアを奪うことはできないかと2010-03-22