1月19日のVol. 2に引き続き2月5日にフィードパス主催のカジュアルカンファレンス「Feedpath face to face Round Table Vol.3 feat. ngi group」 『松村 太郎 × 森 琢磨 のiPhone アプリ活用術』が東京北青山のCROSSコープにて開催された。
FRT Vol. 3はiPhoneアプリやmixiアプリのクチコミとレビューサイト「Applie(あっぷりぃ)」を運営しているngi groupと共同開催であり、ngi groupの金子陽三さんをプレゼンターとして、多くの媒体でiPhoneについて語っているAppetizer Japanの松村太郎さんと、 iPhone系サービスを数多く立ち上げているフリーランスプログラマの森琢磨さんをゲストにお迎えした。
今回はフィードパスとAppetizer Japanによるデュアルツイッター中継とフィードパスによるUstream中継が行われた。Ustreamはサーバの関係で後半のディスカッションが中継出きなかったのが残念であった。
・金子 陽三 iPhoneアプリ開発者の為のファイナンス革命「あっぷりぃファンド」
キーノートではiPhone開発者に対して資金的な支援をおこなう「Applieファンド」について詳しい説明が行われ、ngi groupのiPhoneマーケットに対しての意気込みが感じられた。
・松村 太郎 スーパーフォンが切り開く個人と社会のデザイン
セッション1の松村太郎さんは「スーパーフォンが切り開く個人と社会のデザイン」と題して、ケータイからスマートフォーンへのSwitch。加速するソフトウエアやアイディアなどの知の進化がスマートフォンを進化。iPhoneはオフィスなどの場所、時間に捕らわれず、仕事をこなすノマド・ワークの必携ツール。さらには、お気に入りのiPhoneアプリなどをプレゼンした。
・森 琢磨 アプリによって拡大するiPhoneエコシステム
セッション2の森 琢磨さんは「アプリによって拡大するiPhoneエコシステム」と題してiPhoneは携帯電話における UI (ユーザビリティ) の革命性について、ユーザーインターフェース面、機能面から説明。さらにiPadについても言及。「iiPadって? 巨大 iPhone。以上。」と言い切り、iPhoneとのソフトウェアの互換性の高さについてプレゼンした。
その後、FRTの大きな特徴である「参加者を交えてディスカッション」では、iPadアプリケーションの開発について、iPhoneに足りない機能について、iPhoneの大学などの学術利用についてなど、iPhone/iPadに関する質問とディスカッションが繰り広げられた。
最後に僕からiPhoneのビジネス利用のためのiPhoneアプリをいくつか紹介するとともに、3月1日にサービス開始予定であるメールに変わる次世代企業間コラボレーションツールの「feedpath Rooms」についてのプレゼンテーションおよびトライアルアカウント配布のアナウンスを行った。
次回FRT Vol. 4はインサイド・クラウド・プラットフォームをテーマとし、2月23日(火) 18:00から同会場の東京北青山のCROSSコープ開催される。
後藤康成(ごとう やすなり)
フィードパス株式会社 CTO 兼 feedpath Calendar 事業統括
シリコンバレー・ベンチャーを経て2000年ネットエイジ入社。ネットビジネスのインキュベーション案件およびテクノロジー投資案件などを担当。技術開発担当取締役、ngi group 執行役CTOを歴任しビジネス&テクノロジーと幅広い経験を持つ。2005年クラウドからビジネスアプリケーションを提供するフィードパスを設立する。ブログエンジン、Zimbraの日本市場展開。現在ビジネススケジューラーのfeedpath Calendar事業統括を担当。 著書として「Web2.0 BOOK」など。自身のブログはBlogot Twitterアカウントは feedpath
[PR]スマートフォーンで利用できるグループカレンダー
iPhone/Androidで利用できるクラウド型グループカレンダー「feedpath Calendar」を利用しませんか? 月額利用料がなんと200円/アカウントから! >>詳しくはこちら
※このエントリはZDNETブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNET編集部の見解・意向を示すものではありません。