10分でサーバ起動するクラウドプラットフォーム - CUMOを検証する

後藤 康成 2010-04-23 14:45:23

沖縄クロス・ヘッドから、クラウド型HaaS(Hardware as a Service)「CUMO(キューモ)」がリリースされたことから、アカウントを発行しテストドライブを行ったので、そのインプレッションをレポートする。

CUMOのサービスプランは、CPU1コアで1Gバイトメモリの「Sプラン」、CPU2コアで2Gバイトメモリの「Mプラン」、CPU4コアで2Gバイトメモリの「MLプラン」、CPU4コアで4Gバイトメモリの「Lプラン」と4種類のサーバースペックが提供されているが、今回試してみたのはCPU1コアで1Gバイトメモリの「Sプラン」である。

サーバを準備するまでのステップはわずか4ステップである。

1. 最初にサーバスペックを選択する。

 

2. 次にOSとディスク容量を選択する。

3. IPアドレスを選択する。これだけである。

 

4. そして最後に注文内容の確認である

わずかこの4ステップでサーバイメージがロードされサーバインスタンスが生成される。これまでの時間は、なんと約3分である。

 

その後インスタンスを起動する。起動時間も2分程度である。

 

その後、管理用ポリシー(ファイヤーウォール)の設定を行う。管理用ポリシー設定はセキュリティーの観点から接続元のIPアドレスを登録する。さらに、管理用のTCPポートを選択する。これだけである。

これでリモートマシンのターミナルからSSH接続が可能となる。ここまでの間わずか10分程度でサーバが利用できる状態となった。さらにベータ版ではあるがCUMOは、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークのグラフィカル監視サービスもベータ版として提供している。

CUMOはKVMベースのネイティブ仮想化のアーキテクチャを採用している。これによりVPSなどとは違い、完全なるエラスティック(伸長可能)で堅牢な
クラウドプラットフォームを実現している。

サーバスペックのアップグレードにも対応しており拡張性の高いサービスが提供されている。さらに複数のサーバー構成にも対応しており、同一ネットワークあるいは他のワークに複数のサーバインスタンスを生成することが可能である。ロードバランサは現在提供されていないが今後提供予定とのこと。また、KVMベースのためゲストOSにWindowsも搭載可能なことから今後はWindowsサーバも提供する予定だという。

後藤康成(ごとう やすなり)
フィードパス株式会社 CTO 兼 feedpath Calendar 事業統括
シリコンバレー・ベンチャーを経て2000年ネットエイジ入社。ネットビジネスのインキュベーション案件およびテクノロジー投資案件などを担当。技術開発担当取締役、ngi group 執行役CTOを歴任しビジネス&テクノロジーと幅広い経験を持つ。2005年クラウドからビジネスアプリケーションを提供するフィードパスを設立する。ブログエンジン、Zimbraの日本市場展開。現在ビジネススケジューラーのfeedpath Calendar事業統括を担当。 著書として「Web2.0 BOOK」など。自身のブログはBlogot Twitterアカウントは feedpath

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※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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