Androidがいよいよビジネスシーンに浸透する - Android 2.2 FroyoのEnterprise機能

後藤 康成 2010-05-24 22:52:36

先週Google I/Oの2日目のKeynoteをライブストリーミングで視聴した。

今ではUstreamを始めとするライブストリーミングでネットイベントを中継する事は日常的になったが、太平洋を越えたサンフランシスコで開催されているイベントを衛星ブロードキャストではなく、インターネットでリアルタイムで視聴できるなんて、数年前には考えられないことであった。さらに、ライブストリーミングと並行してTwitterでKeynote会場の情報がリアルタイムにキャッチでき、ライブの情報を補足してくれたことでまるでKeynote会場にいるかのような臨場感溢れるKeynoteであった。

さて、Keynoteの目玉は予想通りのAndroid 2.2 (コードネーム:Froyo)とGoogle TVの2本立てである。日本ではこの4月末にHTC Desireが発売され、Androd 2.1ベースのスマートフォンが市場に出たばかりであるが、その矢先に新バージョンの2.2が発表された。

Froyoで僕が注目したのは、「Enterprise」向けの機能である。Android 2.1では、iPhone が既に提供しているMicrosoftのExchangeのSyncであるActive Syncが新たに盛り込まれ、「Enterprise」機能として注目を浴びた。今回のFroyoではオートディスカバリ、パスワードポリシーの設定、グローバルアドレスリスト(GAL)などが盛り込まれた。さらにデバイス管理APIも用意されことで「Enterprise」機能が強化されている。Froyoは明らかに「Enterprise」に対してもターゲットを定めてきていることは間違いない。


昨年後半から僕らフィードパスは「クラウド」×「スマートフォン」×「SMB」をビジネスドメインとし事業展開を進めてきており、昨年から今年前半はiPhoneを中心にビジネスパーソンに対してfeedpath Mailおよびfeedpath Calendarなどのクラウドアプリケーションをアピールしてきた。Andoridは今回のFroyoでiPhoneが提供しているEnterprise機能をキャッチアップした。今年後半は間違いなくAndoidベースのスマートフォンがビジネスパーソンに浸透してくるであろう。

なお、feedpath Calendarは先週ソフトバンク HTC DisireおよびNTTドコモ Xperiaでの動作確認を完了し、動作確認端末ラインナップとしてこれら2端末をサイト掲載した。さらに、6月上旬にはAndroid対応サービスをリリースする予定である。

後藤康成(ごとう やすなり)
フィードパス株式会社 CTO 兼 feedpath Calendar 事業統括
シリコンバレー・ベンチャーを経て2000年ネットエイジ入社。ネットビジネスのインキュベーション案件およびテクノロジー投資案件などを担当。技術開発担当取締役、ngi group 執行役CTOを歴任しビジネス&テクノロジーと幅広い経験を持つ。2005年クラウドからビジネスアプリケーションを提供するフィードパスを設立する。ブログエンジン、Zimbraの日本市場展開。現在ビジネススケジューラーのfeedpath Calendar事業統括を担当。 著書として「Web2.0 BOOK」など。自身のブログはBlogot Twitterアカウントは feedpath

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