大盛況:2.0時代のテクノロジー・トレンド・セミナー〜

飯田哲夫(Tetsuo Iida) 2006-03-23 01:05:49

今日、サン・マイクロシステムズ主催の「2.0時代のテクノロジー・トレンド・セミナー」にスピーカとして参加してきました。申込み時点で300人を超えていたということで、会場もほぼ満席状態。テーマ設定と内容が実に時宜を得ていたということでしょう。

テーマ設定の面白さ

今回のセミナーの面白いところは、Web2.0とエンタープライズの関わり合いを、いくつもの切り口で見せる試みであったところ。単にGoogleやAmazonの話をするだけでは、ふ〜んで終わってしまいますが、今回のセミナーは、リアリティに富んだセッションで構成していくことで、2.0の本質をセオリーとしてではなく実感として捉えられるように考えられていました。

これは、当セミナーの冒頭で全体のステージセッティングを行ったCNETの渡辺さんも指摘されていたことですが、個々のスピーカーの内容を無理に調整していない分、今起きつつあることがかえってリアルに感じられる内容となっていたわけです。

第一部は、2.0のプラットフォームということで、シックスアパートの平田さん、株式会社Web2.0の佐藤さん。第二部は、2.0的なサービス・ビジネスとうことで、アイオイクスの滝日さん、環の江尻さん。そして第三部で、エンタープライズ・システムにおける2.0ということで、飯田とサンの藤井さん。

2.0時代のSIについて

私のパートは、「2.0時代のシステム・インテグレーション」というテーマで、オープンソースをメインの題材にしつつ、これからのシステム・インテグレーション・ベンダーが持つべきマインドセットとケイパビリティーについて議論しました。また、合わせて顧客企業側からの視点についての考察も加えました。

必ずしも明確な答えが出ているわけでもなく、今回は資料作り自体が自らの将来像を描くプロセスであったとも言えます。大手クライアント向けのシステム構築現場において2.0というキーワードが響いてくるわけではないものの、最近のオープンソース廻りの動向やSalesforce.comのAppExchangeなどを見ていると、2.0をかなりリアルなものとして捉えることができます。

そんななか、ソフトウェアやシステム・インテグレーションのビジネスは、囲い込みのモデルからオープン・モデルへと転換して行く必要がある、というのが大まかな論旨です。しかし、その実現に当たっては、様々な内的矛盾を克服する必要があり、明確なビジョンが前提となります。資料は、セミナー案内サイトへアップされるということなので、是非ご覧下さい。

そして...

セミナー終了後は、前回に続き、第二回Developers' Loungeへと流れ込みました。前回よりも時間も延ばし、結果酒量も増加。やけにマイクを持って話したがる人が増えたような。。。という私も、セミナー再現ということで、40分だったはずのセッションを10分で話したりしました。楽しいひととき、有難うございました。

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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