マイクロソフトが“全社員”対象にクラウド勉強会を開催した理由

冨田 秀継 2010-07-14 19:15:08

マイクロソフトの“全社員”がクラウドテストを受講 

 マイクロソフト日本法人では、全社員の90%をクラウド関連事業に従事させるべく体制を整備しています。その“クラウドシフト”の一環として、同社は先頃、全社員を対象とするクラウドコンピューティングの勉強会を都内のホテルで開催しました。

 “全社員 ”という表現、これは正しく“すべての社員”を意味しています。人事や経理といったバックオフィス業務に従事する社員も対象となったのです。クラウドシフトの大前提として、関連知識をおさえておこうという趣旨で開催された勉強会で、同社代表執行役社長の樋口泰行氏も出席して社員を激励したそうです。

 勉強会の目的は、全社員のメッセージの統一にあるのだと思います。つまり、顧客に「マイクロソフトが言う“クラウド”って、なんですか?」と尋ねられた場合、全社員が同じメッセージを発信できるようにする、ということです。 

 講習で使われたテキストは、「40ページくらいある分厚い資料」(マイクロソフト社員)でした。また、講習とあわせて実施されたテストでは、技術や製品を問う質問のほかに、顧客の要望に沿ったクラウドサービスを選択させるような問題や、マイクロソフトが提供しているサービスのなかで競合が提供していないものを選択させる設問があったそうです。

 もっとも、勉強会のために全社員を一斉に休ませるわけにもいかず、どうしても出席できない社員はeラーニングでの講習とテストで代替したとのことです。 

 統一メッセージの上意下達は、外資系企業では珍しいことではありません。むしろその徹底が求められます。それでもこうしてブログに書いてしまうのは、全社員対象という大規模な勉強会をオンサイトで開催するのは「今回が初めて」(マイクロソフト広報部)だからです。

  ユーザーの皆さんもこう聞いてみてはいかがですか?――マイクロソフトが言う“クラウド”って、なんですか?

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

1件のコメント
  • たく

    全社員というのはすごい!ですね。

    2011年02月03日

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