分散型アーキテクチャによるパラダイムシフト

iptelephony 2005-10-13 19:52:51

 IP600の売れ行きですが、正直日本ではあまり芳しくはありませんでした。やはり新製品であるが故に、現行の製品をはるかに凌ぐアドバンテージをもっていないと、日本ではそのリスクと引き替えにはなかなか受け入れてはくれません。またこの製品は、大規模に展開できるパワーとシステムの冗長性を持っていませんでした。ただ世界規模でみると、充分な導入実績が積まれ、そこから得たフィードバックは、後のアバイアの製品開発計画に大きく影響しました。

 このIP600のコンセプトは、その後の製品に引き継がれました。より大規模に展開ができること、そしてIPネットワークの弱点をカバーし高信頼性をお客様に提供することを目的に、2002年5月に新しい製品群「ECLIPS(Enterprise Class IP Solutions)」が発表されました。IP電話機もデザインが刷新され、大画面液晶ディスプレイを備えたモデルが続々と投入されました。 これは、将来きたるアプリケーションレベルでのコンバージェンス(音声とデータの統合)を実現する「コミュニケーションデバイス」として位置づけていたからです。

 このECLIPS製品群は現在も引き継がれ、Avaya Communication Managerソリューションと名称は変わりましたが、3年間の年月を経て熟成されたソリューションとして世界中の多くのお客様にご導入いただいています。次回からは、IPテレフォニーのシステム導入を検討されている方々に、ご参考になりそうなこと、アバイアのシステムも例にしながら書いていきたいと思います。

(橋村信輝)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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