9月3日に、OMGのBPM資格 OCEB(OMG Certificated Expert in BPM)合格者への認定証の授与式が、UML教育研究所で行われた。 日本で最初のOCEB合格者への授与式である。 現在日本には十数名の合格者がいて、今回はそのうちの6名であった。 わたしもOCEB&コミュニティの立場で参加した。
6名の合格者の皆さんは、SIer系とユーザ系が半々であった。SIer系は、従来の開発手法からの脱却の手法としてBPMを位置づけ、ユーザ系の方々は、業務の分析・改善から自社システムをEAへとか、社内研修としての活用とか、様々であり、興味深いものであった。
日頃のBPMの議論には、矮小でややもすると観念的なものが多い様に感じていましたが、当日の皆さんとの議論は、Wantが明確で次に何をするかがBPMを基盤に語られ、全員が相互に納得し合えた印象を持つことができました。 同席した関係者もBPMに対する共通基盤形成の為の研修の重要性を肌身で感じると同時に、大いに満足を感じた嬉しい授与式でした。
授与式に先立ち、OCEB&コミュニティの立場で当方からBPM研修のカリキュラムの作成方針について発表しました。 カリキュラムの作成には、OCEB&コミュニティが、BPM協会をはじめ関連協会とコラボ―レイトして、それぞれの立場の意見を結集して策定し、研修プログラムについては各メンバー企業の知見を広く募集して研修プログラムを充実していくというものです。 BPMの研修というと今まではBPMSの製品研修が殆どでありましたが、それに加え、OCEB研修が伝えるところの企業・事業・業務の概観、業務分析手法等々の研修プログラムを品揃えし発表していくことになります。
その発表は、今後OCEB&コミュニティから、関係メディアとも協調して、活発な情宣活動として紹介いたします。 ご期待ください。
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