本Blogの最初の投稿(8月6日)に「BPMの三つの側面」という投稿をしました。 その投稿のベースは米国のBPM関連WebのBPTrendsからでしたが、一週間前に、別のBPM関連WebのBPMInstituteで、同じような記事を見つけました。 以下一部を紹介します。
BPMに関する著作が沢山ある米国でも、BPMに対して、「BPMて何?」(”What exactly is BPM?") の問いはまだまだ頻繁にあるようです。そこでBPMInstituteのMark Treat氏は、次の四つの面からなると云っています。
1.経営の規範
2.ビジネスプロセス(BP)を管理するプロセス
3.IT技術の集まり(set)
4.迅速な(rapid)アプリケーション開発フレームワーク
です。先の「三側面」と同様の事と読めますが、より明確になって面白く感じます。 二つのBPM関連のサービス提供Webが期せずして同様の事を云っている事は偶然の一致でしょうか? 米国国内での何かを表しているのかもしれません。 面白いのは、「BPMは何?」への解答は、「質問者の立場に依る」との著者Markの解答です。
少し読み進めますと、BPの対象を end-to-end work と云い、BP を次のように詳記しています。
end-to-end business process across organizational silos and legacy systems
如何ですか?
先日、某損保系情報子会社のY社長とお話をした際、日本では BP(busienss Process)そのものが理解できてないとのご指摘。おっしゃる通りです。上記の英語の説明では如何でしょうか?勿論 end-to-end も色々考えられますが、原材料から製造・販売・運搬そしてお客様へなんて結う事ではないでしょうか。
そんな風にBPを考えると、色々な事が出てきます。それらが今までのIT技術(ITシステム)の範囲外だと感じれたならば、BPMは結構理解されたことと思います。BPMの発想、手法構築はそこからスタートしたのではないかと思っています。
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