編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」

110506-BPMS市場の統合(BPtrend より)

宇野澤 庸弘(うのざわ つねひろ)

2011-05-06 13:00

「BPMS市場の統合」、本年3月15日のBPTrendのカバーメッセージです。 抄録を紹介します。


著者はBPTrendの創設者の一人でありお馴染みのPaul Harmon氏、原題は「Consolidation in the BPMS Market」です。


---------------------------------------------------------------------------------


2月にMetastrormが、カナダのOpen Text社に182M$(日本円で150億円位)でM&Aされた。 ここ数年続いているBPMS企業のM&Aの流れです。 2002年のモデリングのHolosofxをIBMが買収して以来、BPMS関連で30件余りのM&Aが行われて来ました。BPMS市場の統合が行われて来ていますが、新規のBPMSベンダの参入も含めまだ多くのベンダがいることも事実です。


このようなM&Aの傾向は、ソフト産業の傾向で従来からOS・ERP・Networkブラウザ等々の領域で同じように起って来たことと言えます。 但しBPMS市場は少し違います。


IBM・Oracle・SAPのようなプラットフォーム企業は、BI・ルール・SOA・Cloud等の機能の強化に注力し、業務マネージャ・業務アナリスト向けよりもIT技術者向けの製品を指向しています。


BPMS市場は大きく二分されています。 一つは機能豊富なBPMSで、ITに焦点を当てたプロセスをサポートし、ERPでされて来たような手法で改善を行っています。


一方のBPMSは、業務マネージャ・業務アナリスト向けのツールとしてBPMSを位置付け企業プロセス構造とリンクをしており、小規模ながら優秀な企業が多数あります。


そう見るとBPMS市場が統合されたと見るのは早計です。企業が今後直面する不確実のなかBPMSもどうあるべきか、まだまだ不明確なところもあります。


---------------------------------------------------------------------------------------


少し心もとない感じです、米国でのBPMS市場の一断面でしょう。 BPMS市場でも日本が米国の完全な相似ではないので、余計に色々考えさせられます。  とは申せ、議論は色々な視点からできます。  BPMをBPMSの視点からではなく(勿論BPMSは必要で強力なツールですが)、経営とか業務の視点から考えると又違った風景が見えてきます。 風景が見えてくれば、IT業のこれからも見え、何を今やれば良いかも見えてくるのではないでしょうか。


 


 

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]