メールに囲まれた生活

前川賢治(Kenji Maekawa) 2007-08-24 17:16:03

 ZDNet Japanの読者の皆さん、こんにちは。株式会社ドリームアーツの前川です。このたびZDNetさんのご好意によりブログを始めることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、まずはじめにうちの会社について紹介しておきます。ドリームアーツの創業は1996年12月です。設立当初はグラフィックデザインやデジタル画像などWebで共有・活用するサービスを扱っていましたが、その後はグループウェアの開発に注力し、現在は、大企業や大規模組織に対応した企業情報ポータルとグループウェア、ナレッジメントが融合したソリューション「INSUITE Enterprise」と、より業務に特化し、人の協業を支援する「ひびき」シリーズを中心に事業を展開しています。これら製品の技術や特長については機会があれば今後このブログでも触れていきたいと思います。

 ところで、皆さんは、会社に出社したら最初に何をやりますか? 自分もそうだし、多分ほとんどの人がそうじゃないかと思うのですが、やはりメールチェックが習慣化しているのではないでしょうか。朝もメール、昼もメール、午後もメール、夕方もメール。すごい人になると、帰りの電車の中でもメール、自宅でもメール、土日もメール、当然プライベートでもメール、携帯でもメール...。

 いつの間にか僕たちはメールに囲まれて暮らすようになってしまいました。

 何年か前に、ある調査会社が、ビジネスマンはメールの処理に毎日何時間を費やしているのか、という調査を行ったことがあります。結果は驚くなかれ、毎日4時間というとんでもない数字でした。ビジネスマンに届くメールの件数は、スパムメールはもちろん除いて、平均して毎日90通以上にものぼると言われています。内容を確認して、添付ファイルを閲覧して、必要に応じて返事を書いていたら、4時間かかってもおかしくありませんね。

 じゃあ、こんなに僕たちを忙しくしている犯人は誰なんでしょう。そりゃ「メール」が悪い。確かにそうかもしれませんが、「メール」は手段ですから、ほかに犯人がいるはずです。

 謎解きをしてしまうと、僕たちを忙しくしている犯人は、実は僕たちなんです。どういうことかというと、こんな経験はありませんか。たとえば、議事録をメールで送るときに、AさんもBさんも関係しそうだからと、軽い気持ちでcc:欄に入れてしまうとか、昨日みんなに送った会議資料に誤字があったので、アップデートしたファイルを添付してもう一度送るとか、電話だったらすぐ終わることをメールで何回も往復して確認したりとか。

 そうやって僕たちは、メールを増殖させて自らを忙しくしながら、実は本来の仕事に割くべき時間をどんどんと削っているのが実態ではないでしょうか。

 ドリーム・アーツでは、メールの増殖をはじめとする「情報の洪水」をなんとかして治水する工夫ができないものかを一生懸命考えています。

タイトルにつけた、“協働革新”とはコラボレーションとイノベーションから作った造語ですが、ビジネスの現場で実際に働く「人」をどうしたらもっと支援できるのか、その日々の試行錯誤から気づいた点などを、この場を借りてご紹介していきたいと思っています。

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前川@ドリーム・アーツ

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