我が社のエコ・プロジェクト

前川賢治(Kenji Maekawa) 2008-10-17 15:50:33

 会社も個人も地球環境の中で生かされているワケで、自分たちを取り巻く環境が崩れてしまったら、何の意味もなくなってしまう。随分前から環境問題についてはいろんな警鐘が鳴らされているし、「このままではまずいぞ」という感覚はみんなが持っているはずなのに、日常の生活ではちょっとした手間を惜しみ、便利さを優先しちゃっているのだと思う。

 オフィス内においては使われるお金は会社の経費という感覚もあり、自分の家でよりも余計に環境に負荷をかける無駄について無頓着になっているのではないだろうか。皆さんもエコに関する取り組みを進めていると思うが、遅ればせながら僕らの会社でも「エコ・プロジェクト」が結成され、立候補してくれたメンバーを中心に、エコに対する取り込みを始めている。

 「エコ・プロジェクト」のメンバーは、まず、我々のオフィスの現状の実態を調査することから始めたのだが、我々のかなり酷い実態が明らかになってしまった。

 はっきり言って、僕たちのオフィスではゴミの分別すらしっかりできていなかった。恥ずかしながら、燃えるゴミも燃えないゴミも何でもかんでも一緒にオフィスに点在するゴミ箱に捨てていたというのが実態であった。また、各自が使用しているパソコンも「どうせ明日も使うのに、また朝パソコンを起動するのが面倒だし…」と思って、電源を着けっぱなし(モニタも同様)で帰宅するスタッフが多いことも分かった。

 「エコ・プロジェクト」のメンバーがビルの清掃会社にインタビューに行くと、他の会社と比較しても我々は極めてよろしくないらしく、実はゴミの分別は清掃会社の人がやってくれていたらしい。その他にも、いろいろとお小言を頂戴したようで、これはエコ対策以前のマナーの問題である。まったく冷汗三斗である。

 現状のレベルが低すぎた訳だけど、改善への第一歩ということで、まずは最低限のルールを守ることから始めようということになった。

 まずはごみの分別。オフィス内のごみ箱を可燃ごみ専用にして、大幅にゴミ箱の数を減らした。不燃ごみは共有スペースのみに。ごみ箱に分かりやすい「もえるゴミ」と「もえないゴミ」のステッカーを貼る。コピー用紙など再生紙として使用できるゴミを集めるための専用ボックスを設置。全社ミーティングで「エコ・プロジェクト」のメンバーから我々の現状を説明し、改善が必要であることを訴え・・・ 活動は継続中である。

 また、社員に常に意識してもらうように、自社のポータル(INSUITE)上にオフィスで排出される二酸化炭素の量を計算して表示するようにしてみた。
 

 「エコ・プロジェクト」発足前は、僕自身も含めて「他のみんながそうやっているのだから、それでいいだろう」という風に考えていたと思う。しかし、呼びかけを行ってみると、社員一人一人が問題意識を持って対応してくれた。とりわけ、自ら「エコ・プロジェクト」のメンバーに立候補してくれたスタッフは、ビルの清掃会社にインタビューに行くことから始めて、先週は「グリーンITフォーラム2008 Autumn」なるフォーラムにも参加して来たようで、フォーラムの参加レポートが上がっていた。

 環境問題については、誰しも潜在的な問題意識を持っていると思う。結局、オフィスでのエコ活動というのは、みんなが持っている潜在的な問題意識を一歩引き出すような呼びかけをするかどうかというマネージメント側の問題であったと反省している次第である。

 みなさんの会社でナイスなエコへの取り組みがあったら、僕らも真似したいと思うので是非教えて欲しいです。

--------------------------------------------------------------
前川@ドリーム・アーツ

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]